2016年5月9日月曜日

関西サメ男の会、京都サメ談話会の報告。

去る5月3日に、京都駅周辺の会議室を借りて行いました、関西サメ男の会・初オフ会「京都サメ談話会」。
 昨年にシャークジャーナリスト沼口麻子さんと企画した「京都サメ談話会」も同会場でした。

 ただ今回は沼口さんのご参加はなく、Haieが沼口さん主催の談話会やイベントでお知り合いになった方を中心にメンバーを募り、お集まりいただけたものです。(直前の大阪談話会で呼びかけていただけたことも大変大きかったです)
 私の力ではなく、沼口さんと皆さんのサメへの好奇心の高まりがこの会が開かれた源だと思えます。



 ご参加いただいた8名の方々になによりお礼を申さねばなりません。
 連休という日にも関わらずお集まりくださって本当にありがとうございました。
 皆様のおかげで本当に楽しい時間を共有することができたと思います。
 
 さて、会にご参加されなかった方のために当日の様子を少しお話したいと思います。

※参加者の個人名や所属は伏せますが、特定されない範囲でエピソードをご紹介します。

 当日は、9時に設営を開始しました。
 18年目のおんぼろマイカーにありったけの夢と希望とサメ本50オーバー(パンパン)と台車を積み込み、会場入りしました。設備の関係で会場となる部屋の変更を前日に告げられるというハプニングもありましたが、何とか事なきを得、ゼミ室のような会議室をそそくさと配置換えし、パソコンを立ち上げモニターにつなぎ、白板に今日のお題を書き連ねました。

 参加者のほぼ全員が午後の会場入りと聞き及んでおりましたので、のんびりやろうかとWebのチェックや印刷物の整理、本の陳列などをいそいそとしておりました。

 そうしますと、部屋のドアに黒い影。
 ノックをして入ってきたのは、沼口さんの大阪でのイベントでお会いし、昨年の京都サメ談話会にもお越しくださったMさん。(以後イニシャルで)
 私が思う関西屈指の沼口さんファンの方です。

  円陣に組まれた座席にご案内し、名札代わりに張るシールを胸元に付けていただきました。そしてお茶とお菓子をご用意。
 しかし、当初のプログラムは変更せざる得ず、(想定の範囲内でした)午後の参加者の方が揃ってから本番ということで談話会の組み替えをしました。

 なので、Mさんとはマンツーマンでお好きな水族館の話題などをWeb情報でモニターに出しつつ、秘蔵映像やサメ本なども交えてお話しいたしました。
 普段ここまで話せる人がいないとおっしゃるMさん、私も同じです。
 話題は尽きませんが、気がつけばお昼時。

 当日は、普段オープンしている施設内のレストランも喫茶店も連休でおやすみとのことで、昼食をどうしようかと考えていましたところ、出前のピザをとることで凌ぎました。
 二人でピザをつまみながら、サメ談義。そういえば、3日前の談話会でもピザ食べていたなぁ。ピザとサメ話は合うのかも。

 食べ終えた頃に、午後の参加者の方々も集まりはじめ、会を本格的に始めることに。会場代を人数で分担する方式で、シンプルな設定でやりました。
  皆さん、差し入れやお土産ありがとうございました。こちらでご用意したお菓子がほぼいらないくらいでした。感謝です。(最後はおみやげとしてシェアしました)

 イベントは、サメ好きの皆さんひとりひとりのプロフィールを質問に答える形で話題を掘り起こし、聞きつつ会話もする体裁をとりました。

 従前の談話会では、自己紹介は軽めでテーマに沿って、割とサメに詳しい方ペースで話が進む形式でした。話の流れができやすい反面、お話があまり出来ない方も出てしまうので、せっかく集まりながらもメンバー同士が交流を持てないのが私としては残念でした。

 なので必ず場の中心になるようローテーションで語る場を設け、皆さんに応じてもらうことでサメについて語りつつ自らのサメ好きもPRして、仲良くなってもらおうという趣旨で始めました。

 サメ好きの10の質問という形で私が司会をし、オープンディスカッション形式で進行しました。
 例えば、サメの印象的な水族館はどこ?、という質問から、「私もそこです!」「まだ行ったことない」「見どころは?」「どんなサメがいる」と、聞き手からの質問にも応じて場合によってはサメ本やオンラインのWebをモニターで表示しながら、情報を補足し、全員の理解を得ながら進行しました。
 特に込み入った話題では、この展開で皆さんのおいてけぼり度は格段に低くなったと思っています。

 でも司会の私がおいてけぼりになり、「バレンシア地方」を「マレーシア」と聞き違える度アホぶりを発揮してたり、司会には向いてないことが図らずも露呈しました。(外回り久しく、普段はPCがお友達な仕事ばかりです)

 そんなこんなで8名の方に入れ代わり立ち代わり話題を提供し、それを元に話を深め、意見を述べたり詳しい方から補足をいただきながら、 非常に濃い談話会となりました。
 でも私の方で画像や資料をすっとご用意できなくて、もたもたする場面もあり、流れはあまり良くなかったかもしれないなと思う場面も。次回に生かしたいですね。

 参加者の方々は40代男性4名、30代男性2名(うち私)、20代男性、20代女性となりました。ほとんどの方が沼口さんのイベントを通してお知り合いになった方です。

 それでも特に 他のサメ好きに誘い合わせてこられた方でも、ジョーズやサメ文学の話題やサメそのものへの疑問にお答えする場もでき、サメを知らない方でも話題の中心になってお話を展開することができてよかったと思います。曰く「不思議な空間」とおっしゃられ、サメ好きの織り成すトークの魅力を感じられたのではないかと思います。

 またすべての方が関西在住ではなく、首都圏や別の地域から来られるので、この会としても「関西在住」「関西出身」「関西のサメ情報に関心がある」ことでオープンにやっていきたいところです。
 なにより「サメ情報の共有」と「サメ好きの交流」という2点を目標に、「ただサメを楽しむこと」を実践していければとの思いです。
  また「サメ男(おとこ)」と冠していますが、女性の参加者も募れる寛容さを皆持っていますので、会の名前の裏切り度がハンパない状態です。

でも、これでええんや。

「サメが好きやったらそれでええねん」 という身もフタもないユルさを維持していけたらいいなと思っています。

 私自身は会の世話人(代表とか会長ではなく)として、場を作ることに専念できればいいなと思っています。私も皆さんのお話を聞いて、サメ好きとしての姿勢や楽しみ方、知識の向上と立場の共感をできたと思っております。
 サメが好きでも、サメを断たないといけなかった経験を持つ方に、私もそんな時期があったと出戻り組として痛く共感したり、水族館のサメ展示はどうあるべきかやサメ好きは何をすべきかという議論もしてみたり、グッズやイベントの情報共有もできたりし、まるで合宿のような雰囲気でした。

 しかしイベントの時間は限りあるもの。
 熱のあがった談話は、17時でお開きに。撤収作業の後(皆さんご協力ありがとうございました)、懇親会と称して近くの居酒屋で延長戦をやるお決まりのパターンで余韻に浸ったのでした。

  何より連休の谷間で、これだけお集まりいただけるとは思いませんで呼びかけ人としてはほっとしたというのが正直なところです。

 いろいろ課題はありますが、まぁ集まりたい時に集まれるよう調整して、やりたいことをやるで、しばらくやっていけたらいいなと思っています。
 また、今回ご参加を見合された方もご希望があればそれに応じて会を運営していきたいと思っています。サメビギナーの方でも敷居は低く、コアなマニアもディープに。なかなか難しいですが、サメが好きという根っこでつながれば、サメ好きとしての自分の行動にも自信とパワーが出てくることと思います。

 積極的にサメを知り、そして楽しむ。知識はさほど重要ではない、サメを楽しむ心こそが、この会の言わんとするところです。あんまり大きな会にならず、マイナーにボチボチやれればいいですね。
 しかし、イベントってやる側の苦労がよくわかりました。沼口さんにあまり迂闊なことが言えなくなるなぁ。いつもいろいろ大変なことをされている、そう思います。
 皆さんも沼口さんの会に参加される時は、労いの心でお願いします。

 ちなみにこの会は、ビジネスでなく有志の集まりなので、HaieはHPの宣伝ができるくらいのメリットです(アフィリエイトは張ってませんよ)。またいろいろ企画して、ブログをご覧の方でもご参加くださることを望んでいます。
(今はFacebook中心ですが)

 私はサメ好きのあなたに会いたい、そしてサメ好きとして時間を共有したい、心おきなくサメについて語る場であればと思います。
 Haieは、普段は電車通勤のどこにでもいるヒラなシャーインです。偉い肩書は何もないです。サメに関する仕事をしているわけでもない。

 そんな人間でもサメが好きということでつながれる。それが「関西サメ男の会」なんです。

本家サイト(公開終了)